スカステ視聴記録
連日のオリンピック鑑賞でスカステを観る時間がありません~~。
普段、あんまりスポーツ放送は見ないけどオリンピックってめったに見られない様々な競技があるので、つい見てしまう。
ウエイトリフティング、カヌー、7人制ラグビー。
面白いわ~。
そんなわけで、あんまりややこしい芝居なんかを観る気がおこらないので合間にマサオ(龍真咲)のコンサートを鑑賞。
しかしながら結局オリンピック中継に気をとられあまり落ち着いて見られませんでした…。いかん。いかん。
したがって覚えているのはただ一つ
カメ
なにゆえカメなのか?
ドラゴンナイトなのに…。
宝塚のお衣装さんの力をもってすればタツノオトシゴアレンジの扮装だって出来るだろうに。
竜宮城でもてなすのなら乙姫でもよさそうなもんなのに。
あえてカメにしたのには、いや、カメでなければならなかった訳があるに違いない!
だってね~。
背中のキラキラ甲羅があまりにも似合いすぎるのよ~
思うにね。
まったくの想像でしかないけれど、もしかしたらマサオって下級生のころダンスの先生や上級生やらにカメ背(猫背)を注意されてきたんじゃないだろうか?
いまのストリート系ダンスってみんな背中を丸めた感じだから若い人は猫背で踊ることにあまり違和感がないかもしれないけれど。
その昔、バレエやジャズダンスで背中を丸めて踊っていると
「そこ!!カメ背!!!」
と、よく怒られたものです。
私も肩が前に付いているので、うっかりすると、すぐカメ背に…。
宝塚のダンスは首・肩から背中へのラインが美しいことが基本にあると思う。
そのためには肩甲骨をしっかり寄せて下げることが必要。
一般的には背中が丸いのは論外なわけで…。
もっとも、なかにはサミーさん(千珠晄)とかバンケイさん(萬あきら)とか猫背がカッコよかった男役さん達もいるけどね。
それは、どちらも高いダンス技術と体幹の確かさがあってこそ。
一方でマサオは身体が薄く肩が前についているし体幹もふわふわしているから、もし猫背になったら背中がまったく決まらない。
だからとても気をつけていると思う。
でも下級生のころはきっと色々注意されただろうな~~。
おっと、そういえばトップになってからでもNHK特集で振付のスミレ先生に
「もっとガツ~~ンと(踊って)!」
なんて注文されていたっけ。
だからやっぱ、マサオといえばカメやろ~。
と内輪ウケ的に話がトントン進んで、あの竜宮城のカメが生まれたんじゃないだろうか。
なんてことを勝手に想像。
でもね、欠点と思われたことが逆に誰も真似のできないチャームポイントになるわけで。
ほんと、座付き演出家というのは生徒の個性をよく見ていて、それが宝塚の魅力のひとつなんだと思うわ。
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