卒業後、宝塚の舞台に主演したトップスター

【2020-04-05】
思いつれづれ

月初めの更新を怠りましたが、なんとか元気に日々を過ごしております。

3月、4月の観劇予定はもちろんすべて中止となりました。

だいもんコン「NOW ZOOM ME」文京シビックセンター公演中止のニュースを見た時は勤務先の休憩中でした。

覚悟はしておりましたし、状況を考えればホッとした気持ちもあります。それでも膝から崩れ落ちました。

もちろんチケットなど持っておりません。

それでも自分が観ることが出来ようが出来まいが、宝塚の公演がどこかで行われているということがどれほどの支えとなっていたことか…。

しかし、今はそれが叶いません。

だいもん(望海風斗)、まあやちゃん(真彩希帆)の退団。リミットは刻々と近づいていきます。その前に公演ができるほど収束しているのでしょうか?

公演が出来ようが出来まいが秋の退団に向かって時は粛々と進んでいきます。

それはかなわないことなのかもしれないけれど 一つの前例を思い出しましたので、書き記します。

退団後に宝塚の舞台に主演したトップスターがいらっしゃること、覚えているのです。

それは、なつめさん(大浦みずき)。

なつめさんは花組トップ就任後ほどなくの1989年、各組選抜メンバーを率いてニューヨーク公演を成功させました。

そして1991年に退団。

しかしその翌年、 宝塚のOGでありながら再びニューヨークで宝塚の公演に主演しました。

もちろん、これは特例中の特例だとは思います。あちらの興行主からの要請とか契約とか色々あった上でのことだと思います。

だいもん、まあやちゃんの退団は引き延ばせないでしょう。

もうすでに退団後のスケジュールだって決まってるのかもしれません。

でも、やろうと思えば退団後だってこんなことが出来たんです。

退団しても雪組メンバーを引き連れて「NOW ZOOM ME」は出来る!

そんな夢を妄想しながら今はただ、ただ我慢します。

ちょっとでも再開されれば、何とか観ようと遠くからでも駆けつけるのがファンです。

たとえ自分が感染していないと思っていても、人の移動は大変な危険を呼び込んでしまうことはヨーロッパの例を見ればわかります。

半年、いえもしかしたら一年だって我慢しなければならないのかもしれません。

我慢しろと言われれば我慢する覚悟は出来ています。

だけど、ジェンヌさん、スタッフの皆様のことを思うと辛くて仕方がありません。

こんな状況でもお稽古してるのでしょうか。

アスリートだってジェンヌさんだって、身体が資本ですもの。

踊りも歌もずっと遠ざかってしまうと、いざ再開となった時にベストパフォーマンスが出来ません。

舞台に立てないとわかっていながらも稽古やレッスンを続けられていると思うと切なくてたまりません。

それから、今月スカステで再放送されている「THE BACK STAGE」をずっと見ているのですが、一つの舞台の為、たくさんのスタッフさんがジェンヌさんに負けず劣らず努力を重ねていることがわかります。

あんなにもたくさんのスタッフの方があの華やかな舞台の背後で働いていらっしゃるのですね。

皆さん今どうされているのでしょう。

私の勤務先もいつまで持ちこたえられるか。

こんな田舎の零細企業にもひたひたと影響がではじめています。

そして、この事態を乗り越えたとしても世界はどうなっているのでしょうか。

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