だって好きなんだもの~「Bow Singing Workshop」-花-2

【2017-02-18】
スカステ視聴記録

さて、相変わらず情報取得不足による驚きのあまり、ろくろく感想が思いつかなかったので、改めて。

前に各組の特徴についダンスの花組って書きましたが、まぁそれは私が観ていたなつめさん(大浦みずき)二番手時代からヤンさん(安寿ミラ)トップ時代までの頃。

花組の長い歴史の間でもダンサートップはそれほど多くはないと思う。

ただ花組は、いつの時代でもショーの花組と言って間違いないです。

なので若手主体の歌の勉強の場であってもがっつりショーでした。

楽しかった~~~。

みんなとっても上手かったけれど、もしもCDなどで歌唱だけを聞けば、宙・星・雪・花・月じつはそんなに歌唱力の差はないかもしれません。

難曲に挑戦していた宙組に比べると花組は比較的、歌いやすい、そしてかっこよく聞こえる選曲の人が多かった。

でも、それはけっして逃げでもないし悪いことでもないと思う。

大昔、ダンスの先生にこんなことを教えてもらいました。

「自分の得意なところは、自分の不得意なところと同じくらい練習しなさい。」

なるほどな~と思ったわ。

うん、ここなんだよね。花組の強みは。

ショーでは集団の中でどのように自己アピールするかが問われる。

なので、花組では常日頃から自分の得意なところを理解し、それをさらに高めて、アピールすることが下級生にいたるまで求められているのだと思う。

もう一点、花組の強み。

それは

息継ぎも上手だし、軽く踊りながらの歌でも、踊った直後の歌でも息が途切れない。

息が太いからフォルテッシモでもピアニッシモでも 声に密度と響きがしっかりあって迷いがないので、ちょっとくらいの音程の乱れなら、はねのけられる。

これもきっとショーで鍛えられているのでしょうね。

そして全体的に暑苦しかった!

オバちゃんにとって、これは褒め言葉です。

やっぱり舞台って熱量が欲しいのよ。

しいちゃん(和海しょう)や、びっく(羽立光来)はそりぁ大劇場で真ん中に立つタイプの人ではないかもしれない。

でもこんな風に、ひとたび真ん中を任されたなら私がスターです!!とばかりに、熱く大きく空間を使うことが出来る。

そして娘役さん。

綺麗でも特徴のない美人さんより個性のあるファニー・フェイスが大好きな私にとって花組はパラダイスだわ。

お化粧、着こなし、動き方、歌い方。

個性を活かし、それぞれに工夫がある。

とくに、えみちゃん(乙羽映見)のまろやかさ。

みおんちゃん(咲乃深音)の清冽さ。

素敵でした。

そんな花組が大好きですわ。

すいません。だって昔から花組ファンなんだもの。

好きなんだもの~~~。

ラストの曲は「心の翼」オープニングバージョン。

久しぶりに聞いたわ。ありがとう。

感動的なラストシーンの「心の翼」も好きだけどこの心躍るアレンジも大好き。

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