スカステ視聴記録
蘭寿さんがブログにて、結婚を報告!!
いやぁめでたい!!
そんなわけで蘭寿さんの作品、どれを書こう?
研一さんの時から応援していたにもかかわらず諸般の事情で宝塚から遠ざかってしまい、観劇を復活した時にはもうトップスターだった蘭寿さん。
その成長を見続けることはできなかったけれどトップ作品はほぼ全て観ることができて本当に幸せでした。
思えば主演作品はどれも素敵な舞台ばかりでしたね。
大劇場作品ではショーも芝居もオリジナルの力作が多かった事は本当に素晴らしいことだと思うわ。
再演物も良作ばかり
お披露目の海外ミュージカル「ファントム」
再演といっても蘭寿さんと花男達の魅力全開で練り直された「オーシャンズ11」
メガネが知的な踊るお医者さま「長い春の果てに」
そして名作「小さな花がひらいた」
そう、心に沁みるハッピーエンドのこの作品が今日の日にピッタリだわ。
私は初演は見ていないけれど初めて観たのはルコさん(朝香じゅん)のサヨナラバウでの再演。
抱擁力のある大人っぽい茂次だった。素敵でしたわ。
ちこちゃん(梢真奈美)が、おりっちゃん
あっちゃんは、みはる(森奈みはる)だったなぁ。
そして、くろちゃんがヤンさん(安寿ミラ)
上手くってねぇ~。
精神年齢、子どもたちと一緒でねぇ。
おバカだけど一生懸命でねぇ。
ほんとに笑わせられた。そして泣かされた。
洋風な顔立ちのヤンさんなので日本ものって、どんなんだろう?って思ったのに意外に髷がよく似合った。
そして蘭寿さんもあんなに鼻筋高くて、洋物が似合う顔立ちなのに青天がとっても似合うのね。
蘭寿さん演じる若棟梁の茂次は完璧なヒーローではない。
はたから見れば、いやんなっちゃうくらい意地っ張り。
でも、いい男なんだよね~~~。
こりゃ惚れるよ。
この作品の肝はもちろん子どもたちだ。
大きい子グループ、ちっちゃい子グループいろいろとりまぜて14人もの孤児達が出てくるのだが、けっして十把一絡げではなく、個性がきちんと描かれていてそれぞれ見せ場もたっぷり。
なので、蘭寿さんが切っても切っても出て来る金太郎飴のように大活躍…という芝居ではけっしてない。
それでも、そんな大勢の中にあって、いつの間にか大きな大きな存在となって私達の心を掴んでくれる。
おもえば、「オーシャンズ11」も、大好きな「愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ-」もトップが一人大活躍というのではなかった。
上級生から、下級生まで、それぞれに演じ甲斐があるある種群像劇のような趣。
そして、その真中で蘭寿さんがしっかりと存在してくれているから組全体、芝居全体のレベルが高いものになったのだと思う。
どの役も、リーダーとしての懐の深さ、ちょっと頑固で不器用なところも人間的な奥深さと感じられたものです。
そんな蘭寿さんならきっと賢く素敵な奥様になられることでしょう。
ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに。
そしてできれば、これからも素敵なお姿を私たちに見せて欲しいです。
先日、蘭寿さんが21日に第一子ご出産とのニュースが!
この結婚の報告から5年半。きっといろんなことを乗り越えての喜びであったことでしょう。本当におめでとうございます。
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