スカステ視聴記録
各組若手によるノンストップダンスショー。
幕開きの音楽とポーズを見るなり
うぉぉぉぉぉおおおおおお~~~~。
と叫んでしまった!!
花組「ザ・フラッシュ」のベニー・グッドマンのダンスだ!!
舞台もその後の舞台中継のビデオもいったい何度見たかわからないくらい大好きなショー。
どの組も本当にがんばっている。
若手だけでこの難しいナンバーを踊るのは大変でどうしても「学ぶダンス」になってしまいがちですが。
今回、目を惹いたのは
発散するダンスを体現した星組チーム。
男役を凌ぐカッコよさの花組娘役達。
それから懐かしいジャズダンスのスタイルが一番表現できていた、としちゃん(宇月颯)。
もちろん他の人も昔と比べてダンス力が劣っているとは決して思わない。
宝塚は幸いにしてバレエが基本にあって身体の使い方が美しいし、大きな劇場で踊るための、シアターダンスもちゃんと残っている。
しかも昔に比べるとずっとスピードが早く、とってもややこしいダンスを踊ってる。
けれども、こういう懐かしいテイストのジャズダンスを踊れる人は今後はますます少なくなっていくのかもしれないですね。
今はダンスといえば見る人も踊る人もどうしてもヒップホップ系?ストリートダンス?を真っ先に思い描くことが多いのじゃないかな?
よくキレキレのダンスなんていう表現が使われるけれどキレる箇所が今時のヒップホップ系ダンスと昔ながらのジャズダンスとはすこし違う気がするの。
今のダンスは腕や足や肩など身体そのものがリズムに乗リ続けてキビキビと、よく動くことに価値があるみたい。
一方フォッシースタイルを含めたオーソドックスなシアタージャズ、さらに古いアステアあたりのダンスになるとキレるのは背中。
そしてもちろん身体が動いているのだけれどもそれより、むしろ周りの空気が動く。
そんな気がします。
なつめさん(大浦みずき)は彼女自身はもちろんのこと周りの空気、空間も含めてすべてを美しくそして、かっこよく魅せることが出来るダンサーであったのだなぁ。
思い起こせば30数年前
私が初めて習ったジャズダンスの先生はフォッシー系でした。
ひざを曲げたままでピルエットしたりね。
言われるままわけも分からず踊ってましたが今考えれば、難易度高すぎだったわ~。
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