スカステ視聴記録
私の知らない蘭寿さんシリーズ
「バレンシアの熱い花」スカイステージ鑑賞です。
タニ(大和悠河)のお披露目とのこと。
ということは蘭寿さん二番手お披露目なのかしら?
とはいえ、みっちゃん(北翔海莉)とラモン役・ロドリーゴ役を役替り。
さて、「バレンシアの熱い花」といえばミッキー(順みつき)のラモンが彼女の当たり役でサヨナラの時、歌劇とかグラフにその舞台写真が載っていたはずです。
私が宝塚にハマるきっかけを作ったのがミッキーだったんですよね。
それまでに何回か観劇してたんですがミッキーのサヨナラ公演「霧深きエルベのほとり」「オペラ・トロピカル」で彼女に、そして花組にハマりました。
宝塚で誰にハマるかというのは、その時の役によったりもするけど大体、同じような系統の人を好きになることが多い・・・はず。
私の場合、宝塚の男役らしい、ちょっと男っぽい感じのダンスがうまい人が好みのようです。
蘭寿さんって伝統的な宝塚のキザりがとても良く似合う個性でかつエネルギッシュで情熱的なところもあって、そこがなんとなくミッキーを思わせたのかも。
だがら、ラモンとロドリーゴだったら
断然ラモンでしょー!!
と思って観たわけです。
蘭寿ラモンはスパニッシュのカッコよさは言うまでもないのですが役としてはかわいい!!
フェアリーの可愛さじゃなくって男の可愛げ
当たり前のことだけどミッキーとは個性が違ってました。
そう、蘭寿さんは可愛いのだ!
ミッキーは「霧深きエルベのほとり」でもそうなんだけれど教育を受けてこられなかった男(でも人として大事なことは知っている)の感じがうまかった。
場違いな大きなお屋敷での振る舞いとかね。
となると、蘭寿ラモンは彼女の知性が透けて見えてしまうのか泥臭さが足りなかったかも~。
考えてみればスパニッシュもちょっとかっこ良すぎだったかも~。
都会のラモンでした。
みっちゃんロドリーゴはちょっと頼りないおボッチャンの役作り。
ま、確かにそうでなければ恋人を叔父さん(悠未ひろ)に取られても逆らえないなんてことはないか。
さすがに的確といえば的確な役作り。
でも私がシルヴィアだったら、あんまり心惹かれないな~。
そんなわけで役替り公演
蘭寿ロドリーゴとまちゃみ(美羽あさひ)シルヴィアは大人のオトコと人妻とのしっとりとした秘密の恋の雰囲気がでていて、うっとりできます。
みっちゃんのラモンは下町のあんちゃん感がいいですね~。
お屋敷でのオトボケ芝居もうまいうまい。
観る前の予想に反してこちらのほうが私にはピッタリきました。
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