スカステ視聴記録
再度宝塚を観劇しようと決心して最初に観に行ったのは大好きだった花組でした。
が、そこに蘭寿さんの姿はなかった…
ショック。
15年も経っているんだもの。そりゃ大概の人は退団するわさ。と。
まさか、
まさか宙組に組替えしていたとは!!!
私の知らない蘭寿さんシリーズ
「Paradise Prince」CS鑑賞。
タニ(大和悠河)
蘭寿さん(蘭寿とむ)
みっちゃん(北翔海莉)
下級生時代しか知らないからそんな組み合わせ、一体誰が考えたんだろ。と思ってしまう。
ところが、なかなかどうしてピッタリあてがきがハマっているので楽しい。楽しい。
タニといえば「ノバ・ボサ・ノバ」のルーア神父が印象に残ってます。
私のヅカ友達はみんな歌に厳しくて…
その上、初演の安奈淳さんを観ている人までいるので、あれ不評だったんだけどね。
私は密かにはまり役だと思っていました。
なんというか違う価値観・違う次元にいる人って感じで。
ちょっぴり素っ頓狂な音程も、そんなルーア神父もありだな~。と思えた。
「Paradise Prince」のスチュアートもやっぱり、そんな感じ。
現代のピカソに成り得るアーティストが描くのが、いわゆる「画伯」レベルのヘタウマ系アニメっていうのが、もう凡人にはわからないセンスで、なんだかわけわかんないけど納得させられる。
多分、タニにしか出来ない役だと思っています
唯一無二の個性を作るというのも舞台人にとって大切なこと。
そして、みっちゃんパパの大富豪が絵を買い取ってくれたりして、なんだかわけわかんないけど大団円。
と、思ったら最後にもうワンシーン付いていてこれがまたとてもいいの。
相手役のウメ(陽月華)も、ものすごく男前な娘役さんで二人でワチャワチャしている感じが意外にもリアルというか、とっても共感できる。
明日からの仕事も頑張ろうかな。って思える舞台でした。
みっちゃんはもう、芸達者としか言いようがない。
スカイステージの収録がどうも千秋楽らしく普段とは違うアドリブだったようなのですが、いったい公演中に何をやっていたんだろう?
きっと日替わりでいろんな事して笑わせてたんだろうな。気になるわ~。
そんなタニともみっちゃんとも、まるで違う個性の蘭寿さん。
何処までもクールにエネルギッシュにニコリともせずキザりまくる。
大勢を引き連れ薔薇をくわえて踊る!
笑えるけれども同時に
とてつもなくカッコいい!!
この世にありえない世界観を一瞬にして目の前につくり上げる。
さすが花組出身、ジゴロ系。
この「My Kingdom of Art」という曲「RIVAL&VILLAIN」」というCDに収録されていて、どんどん展開するわ、最後にはノリノリになるわで絶対に作曲は甲斐正人先生だろうな~と聞いてたら、やっぱりそうでした。
どんな場面なのか、ずっと気になっていたんですよね。
もう、楽しすぎる。
この場面だけでも通えるわ。私。
蘭寿さんの秘書兼恋人とおぼしき二人(悠未ひろ・美羽あさひ)も最高!!
薔薇をくわえる
でググると狩野英孝の画像が一番に出てくるのね。
蘭寿さんに替えるにはどうすればいいのかしら・・・
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