LIVE配信感想
残念ながら私の観劇日はまたしても中止期間とかさなり花組を劇場で見ることは叶いませんでした。
中止期間は長く及び、千秋楽のLIVE配信のチケット販売も一時停止。
もしかしたらこのまますべてが中止になってしまうのかと恐れていましたが、なんとか大千穐楽1回のみが上演出来ることとなり、私も無事LIVE配信を視聴することが出来ました。
でも本当にギリギリの判断だったんだろうなぁ。
舞台は、特に人数の多い宝塚の舞台は本当に緻密な構成で出来ています。
だから演者・スタッフの隔離が解除されたからハイ明日から！というわけにはいかないと思うのです
たしかキュー（きっかけ）が外部の舞台の何十倍にも及ぶと舞台進行さんの紹介番組で聞いたことがあります。
もちろんセリや回り舞台など危険を伴う大きな舞台機構だってあります。
万が一でも段取りを間違えれば舞台は失敗、いえ大怪我などもっと深刻な事態になることだって考えられるのです。
そして演者達もあれほどタフに歌って踊る。
舞台上はもちろん舞台裏だってきっと走り続けていることでしょう。
もはやアスリートと同じレベルだと思います。
1ヶ月近く、練習も試合もろくに出来なかったアスリートがいきなりオリンピックの晴れ舞台に出られます？
普通は出来ないよ。
歌番組のひと場面にひょいと出演するのとはわけが違う。
入念な身体のメンテナンスと体力・筋力の回復がなくては3時間にもわたる公演をこなせるものではありません。
だからこれほどまでに長く中止になってしまったことは、仕方なかったって思っています。
出演者達の方が私達より何百倍も辛いんだもん。
でも1日だけ、というかたった1回でも全身全霊をかけて演じることが出来て良かった。
いや、手放しで良かったとはとても言えないけれど、退団者4名の晴れやかな笑顔に気持ちが少し救われました。
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