「蒼穹の昴」観劇感想4 ご挨拶編

【2022-12-25】
LIVE配信感想

大好きなお師匠様のことも忘れないうちにと思っているのに仕事がいまだかつてないほどの状態になってしまい、ようやく昨日仕事納め。

休みになっても年末年始ってやることいっぱいだよね。今日は窓拭きで力尽きました。

だけどLIVE配信で見た大千穐楽の卒業される皆様のご挨拶が本当に素晴らしくて、ここで寄り道してちょっと書き留めておきたくなりました。

ブーケちゃん(花束ゆめ)

ほんわりと優しい雰囲気、愛らしい声。

でもそのご挨拶の締めにはキリっと「どんな時も胸をはってまっすぐ歩いて参ります」とるいくん(眞ノ宮るい)演じる黒牡丹の言葉を引いて高らかに宣言!

ショーではるいくんと組んでたくさん踊ってましたものね。タカニュのさよならインタビューでもその思い出を話してくれていました。

「FIRE FEVER!」のNEW FIREのダンスシーンでのアドリブ。

あんなにも速いテンポのダンスの中の更に短い隙間に二人でいろんなことをしていて、毎日Twitterで知るのがとても楽しみでした。

私が観た日にはブーケちゃんが背伸びをして、るいくんのオデコにキスしたんですよ!

初々しくて愛らしくてキュンキュンでした。

私もクリスマスには毎年ブーケちゃんの笑顔と優しい色合いの花束を思い出します!

なつこちゃん(羽織夕夏)

るいくんの同期の大切な大好きな100期生。

なつこちゃんのご挨拶に大感動!

「新しい作品を創る時、何もない0の状態から真新しい台本を開いて先生方関係者の皆様の想像を具現化していくということ。それはいつも私の胸を高鳴らせる」

そうだよね。まったく形のないところからあんなにも素晴らしい世界が出来上がるってまるで奇跡か魔法のようにすごいことよ。

私のような素人にはどのような過程をたどるのか全く想像もつかないわ。

書かれた文字を血の通った人々の物語に変えていけるのは演者であり音楽であり振付であり衣装でありセットであり。その他にも私の知らないいろんなことが積み重なって出来上がっていくのでしょう。

たくさんの人々の創造と想像の力なくしては成り立たない。

そうやって出来上がったこの舞台にこそ私は引き込まれ、心を震わしたのだと。

その熱い感情と作品への感謝はけっして損なわれることはないです。

スカステでなつこちゃんのご挨拶を再度聞き返して、そんな想いを新たにしました。

カレンさん(千風カレン)

いつも宝塚へのトキメキにあふれ、そしてとっても涙もろくて、なんだか勝手に私達ファンに近い存在って思ってしまう親しみやすさ。

さきちゃん(彩風咲奈)と退団者4人で再登場したときには、舞台で泣きそうになるところを「女優なのに板の上で泣くんですか?」って詰め寄られるエピソードを表情豊かにお話してくださる。

そんな茶目っ気が面白くってもう泣き笑いです。

大変な時代の副組長。その重責の中でもいつも朗らかで柔らかくて。

ほっこり安心して見ていられたのはカレンさんのお人柄のおかげでもあります。ありがとうございました。

きわちゃん(朝月希和)

猪突猛進、だけど亀のように歩みが遅く、なのにうさぎのように一足飛びにジャンプしようとしては転んでしまう。

たとえ何度転んでもチャレンジをやめることなく歩んできた道のりがお話されているうちに脳裏に蘇ってきたのだろうということが見ていて感じられる感動的なご挨拶でした。

そんなきわちゃんの方にまっすぐ体を向けて感謝を伝えるさきちゃん。

最初の出会いの「海の見える街」からこの涙と笑顔の千穐楽まで、温かい信頼関係に結ばれた本当に素晴らしいコンビ。

大好きです!

 

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