30数年ぶりの遠征でした

【2023-02-18】
思いつれづれ

星組のたった一枚のチケットが中止で流れ、そのうえ花組は全落ち。当分出かけられないよぉぉ~。と1月は落ち込んでいました。

しか~~し!私は密かに名古屋遠征計画を練っていたのだった!

去年の8月の梅田遠征計画は家族の反対によって儚くも消えてしまったからね。今回は事前に了承を得るようなことはしなかったぜ。

家族には「今日はタカラヅカ~うふふふふ」とだけ言い残して出かけました。

普段はほとんど地元を出ないので、電車に乗ることさえ久しぶりです。

んん?もしかして今年はじめてかもしれない。田舎の民は基本車移動なので観劇がないと電車に乗らないのだよ。

いやぁ~~今すっごい便利なのね。Suicaでサクッと新幹線に乗れるEXサービスっていうの初めて使ってみました。

ホンマにこれで乗れるんか?ピッとした途端に改札のドアがバタンと閉まらんか?ってもうドキドキでしたよ。

通れたわ!すごっ!

気がついたときには新幹線のホームに居たわ!

久しぶりに劇場へ向かう嬉しさでホームの寒さも全く感じない。その日はめちゃくちゃ寒かったらしいのだが。

家族に黙って出てきた背徳感さえ、このシチュエーションってもしかして「琥珀色の雨にぬれて」のクロードじゃない?って楽しくなってきちゃった。背徳っていい響きだ!

ま、一人旅でしたけど。気分だけはシャロンのつもりで背筋をピンと伸ばして青い列車に乗り込みましたよ。

観劇のために新幹線に乗ったのはなんと30年以上ぶり。名古屋の劇場に行くのは初めて。

最後の遠征はいつだったかしら?とさっき押入れにしまってあるプログラムを探してみたら、やはりなつめさん(大浦みずき)のさよなら公演「ヴェネチアの紋章」「ジャンクション24」でした。昔の大劇場のプログラムは一回り小さいのですぐ探し出せるのさ。

そうか1991年かぁ。つまり旧大劇場しか知らないのだ。

宝塚観劇を復活させてから行こうと思えば行けないことはなかったのだけれど決心がつかなかった。なぜなら私のムラの記憶は阪神淡路大震災前のままだから。

劇場はもちろん花のみち周辺も変わってしまってるのよね。

時々グーグル・ストリートビューでお散歩してるからもちろん今の姿は知ってるよ。

知ってるけれど…自分の目で見てそこを歩くのはまた別の話だもん。

歩いたら昔の姿を色々思い出しちゃうかな。それとも全く思い出せないのかな。それも悲しいな。なんてグズグズしているうちに何年も経ってしまった。

それどころか2019年に発生したヤツのせいで東京宝塚劇場さえ行けなくなる日々まで始まってしまった。

少し収まってきた今でもウチの状況では宿泊を伴う大劇場での観劇はまだ難しいかもしれないけれど…。でもそろそろ遠征したい!ムラの空気をもう一度吸いたい!って思いがつのってきたんです。

そんなこんなのタイミングで雪組の御園座公演!

「BONNIE & CLYDE」って「俺たちに明日はない」のギャングカップルの話だよね。アウトロー物って大好きなのよ。しかもブロードウェイ・ミュージカルですと?

さきちゃん(彩風咲奈)&あやちゃん(夢白あや)の新コンビも気になるし、なんてったって大好きなるいくん(眞ノ宮るい)も出演!

いや、これはなんとしても観るべきでしょう!

そうだわ!まずは名古屋から始めてみよう。そこから距離を伸ばしていくのってどう?

と言うわけで弾丸日帰りツアーではありましたが名古屋遠征を実現させました。

あ、家族に内緒で遠征しましたが、どうしても大好きな赤福を食べたかったのでお土産に買っちゃった。で、実は名古屋に行ってましたと告白。

文句言われるどころか「赤福食べられるとは予想外で嬉しい」って大好評。

く、食いもんで態度変わるんかい!こんなことなら去年も黙って梅田に行けばよかったかなぁ。まぁあの時は情勢厳しかったし、やっぱ無理だったかなぁ。あぁ、いつまでたっても諦めきれないODYSSEY。

ボニクラは本当に素晴らしかったです!大満足!

出演者の熱演に引き込まれ、いろんな感情が渦巻いてもう大変でした。

たった一度の観劇なのでそんな自分のぐるぐるの感情はおぼろげに覚えているんだけど肝心の舞台のことはよく思い出せない。というのは毎度のことですな。

とにかく帰ってからも興奮したままで、その日は夜中の2時過ぎまで寝られなかったわ。その割には翌朝むちゃくちゃ元気だったのはまさに観劇効果ですね。

とはいえ翌日からの怒涛の毎日で家に帰るとぐったり。やっぱり年だわ。弾丸日帰りは体にコタエル。

そんなわけで感想は明日の配信を観てから書き始めようかしら。ここに載せられるのはきっと千穐楽のあとね。

それにデミジャガ、ストルーエンセのLIVE配信の記録もまったく書いてないよ~。

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