スカステ視聴記録
楽しみにしていたまあやちゃん(真彩希帆)初ヒロインバウ公演
「鈴蘭(ル・ミュゲ)—思い出の淵から見えるものは—」スカステ録画観賞。
当然のことながらこんなに沢山お芝居をしているまあやちゃんを観るのは初めて。
これくらいの学年のイマドキの娘役さんならコスチューム物であってもキャピキャピと現代的な感じになってしまいがちだろうに、ちゃんと中世フランスの領主の娘らしくセリフの声も言い回しもとても落ち着いていて美しい。
芝居も上手い。
こんなに出来る子だとは!!
そして、わたしが観ていた頃の花組の娘役さんを髣髴とさせるクラシカルな品の良さ。
でも、同時に若々しくて活き活きとして、とにかく愛らしい。
見ているだけで幸せな気分になってくる。
こんなにも多幸感あふれる娘役さんはなかなかいないのでは?
そんな唯一無二の個性まで備えていて、もう、すぐにでも大劇場公演でヒロインが出来るわ~。
ただね。
早くヒロインになれば早く退団することになるわけで…。
それはそれで悲しいな。
まこっちゃん(礼真琴)も、もはや何でもできる。
宝塚というのは成長していく生徒を応援するのが楽しみのひとつ。
もちろん、なんでもできるまこっちゃんといえどもこれから更に成長していくのではあろうが。
そのたびに、きちんと出来る姿を我々に見せてくれることは容易に想像できるわけで…。
そうなるとファンというのは現金なもので。
ついにトップになった!!っていう肝心な時には飽きちゃうんだよなぁ~~~。
丸顔の愛らしい童顔だし、こうなったらなるべく早く1,2年のうちにトップになったほうが良いのでは?
ただね。
早くトップになれば早く退団することになるわけで…
この逸材を劇団が簡単に手放すかどうかはわからないけど。
まこっちゃん自身は外部ミュージカル向きだと思うし、あまり年齢を重ね過ぎないうちに
飛び出したほうが良いような気がする。
まぁ、そんな下世話なことはともかく。
この二人のデュエットはただ上手い!というだけではない。
美しく柔らかく、どこまでも伸びる豊かな声が重なって、も~~~ぅ気持ちいいなんてもんじゃない。
耳福とはまさにこの事。
限りある短い宝塚人生。
どちらかが先にトップになったり、組替があったりでもしたら、この二人のデュエットがたっぷり聞けることは、この先そうそうないかもしれない。
でも、逆にもしかしたら、れいまぁコンビ誕生の瞬間だったのかもしれない。
とにかくこの麗しのデュエットをこれからも、沢山聞きたいわ!!
二人の声の親和性が素晴らしくて、この時はコンビ誕生!って思ってました。
でもそれぞれ、もっとぴったりな相手役さんと巡り合うことになるのよね。
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