「ミー・アンド・マイガール」観劇感想

【2016-06-26】
観劇感想

およそ30年ぶりのミーマイです。

そう、うたこさん(剣幸)の初演以来。

もう、どの曲もどの曲もいまだに歌えるくらい覚えてる~~~。

そういえばあの時は結構大騒ぎだった。

少年役や若々しい役が多かった可愛いサイコ(郷真由加)がなんと、おじさま役をやるらしい。

新進気鋭の男役カナメちゃん(涼風真世)が男役として学ぶことの多い大切な時期なのに女役を演じるらしい。

うそでしょ~~~~~。

ところがどっこい蓋を開けてみると全てのパズルのピースがピタッとハマったように素晴らしい作品となって我々の前に現れたのだった。

さて今回の花組公演も結構驚きの配役が発表されており、今日は以下の布陣。

ジャッキー♪ちなつさん(鳳月杏)

今回のお目当てはちなつジャッキー。

初演の時のあたまは空っぽでも女の本能で生き抜く感が強かったカナメちゃんとは違って、計算高さが感じられるジャッキーでした。

ジェラルド♪キキちゃん(芹香斗亜)

デレデレ具合がめちゃくちゃ可愛い。

お尻ペンペンで振り向かせた(?)ものの、きっと一生頭が上がらないんだろうなぁ。

でもそれが幸せなんだろうなぁ。

ジョン卿♪あきらくん(瀬戸かずや)

あきらくんは動いてなんぼ。

世界はまわるの歌。ちょっと動くだけでものすごくカッコいい。

やっぱり渋いおじさまよりイカしたお兄さんがみたいかな。

マリア公爵夫人♪ゆきちゃん(仙名彩世)

パーフェクトに上手い。

素晴らしい!

でも、もしかして、隙がなさすぎるのかも。

厳格に見えるマリア公爵夫人の実は結構抜けている可愛らしさがもう少し出れば。

お屋敷の弁護士♪ゆずかれー(柚香光)

随分目立ってました。

意図してなのか図らずもなのか。

本来のスパイス的な役割を無視してしまうのもスターオーラというものなのかしら。

というのもビルとサリーがそれはそれは、まるでお人形さんのように可愛らしく、そしてあまりにも一生懸命過ぎるのだ。

おそらくコメディが得意とはいえないみりおちゃん(明日海りお)が本当に痛々しいほど頑張って、努力している。

なので観る方もつい肩に力がはいってしまう。

そんな時、ゆずかれーの滑っているんだけどそれが面白いイケメン若手芸人のキャラ芸のような妙な脱力感がなんだか楽しくなってしまった。

キキちゃんジョン卿、Pちゃん(鳳真由)弁護士も観たかったのだけれどチケット手に入りませんでしたわ。

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