凛として健気 南海まり「花のいそぎ」

【2016-07-03】
スカステ視聴記録

15年宝塚から離れていると当然ながら、その間に入団し一度も見ることなく退団してしまった生徒さんがいる。

そして見ていたなら絶対ファンになったであろう人達が多数存在することとなる。

そのうちの一人が「花のいそぎ」で嵯峨天皇の皇女の潔姫を演じたみなみちゃん(南海まり)

関係ないけど潔姫といえば茜丸のお母さんね。(フィクション)。

ヤンさん主演「あかねに燃ゆる君」懐かしいわ~。

顎が落ちそうになるほど泣いたっけ…。

平安といっても奈良時代に近いころということで、藤原氏に嫁ぐ前の潔姫の衣装は皇族の雰囲気を出すために十二単の小袿ではなく乙姫様のような唐風の衣装。

これがみなみちゃんにものすごく似合っている。

娘役としては高身長だけど臆することなくすっと伸びた姿勢。

そして長い首。

凛として誇り高いのだけれど冷たい感じはなく温かみが感じられる娘役さん。

そして、なにかをじっと耐えているような微笑みがなんとも健気だ。

わたしが観ていた世代で凛とした高貴なタイプの娘役さんというと、どちらもエリザベートを演じた。

ちょっと取り付く島のない冷たい感じがハナちゃん(花總まり)。

日本人好みのウェットな情が感じられるのがあやかちゃん(白城あやか)。

この二人が双璧かしら。

みなみちゃんは柔らかな感じなのでどちらかと言えばあやかちゃんタイプね。

あやかちゃんが大輪の白百合だとすれば、みなみちゃんは、どんな花だったんだろう。

可愛らしいけど、同時に大人っぽさも感じられる素敵な娘役さんよね~。

だけどヒロイン候補とまではならなかったのかしら?

生の舞台ならず~~~っとオペラでみなみちゃんを追い続けることができるのに…。

スカステ観賞の哀しさ映るときにしか映りません

ぁああ…どんな娘役さんだったんだろう。

すごく気になるわ。

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